忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2025/05/14 20:46 |
Witch:テイルズオブレジェンディア  感想


※注意書き↓
セネル×クロエ派(セネクロ派)、反シャーリィ(アンチシャーリィ)視点での感想です。
セネル×シャーリィ派(セネシャリ派)・シャーリィ好き向けの感想ではありません。


ゲームのクリア : 2006年エイプリルフール(笑)



ネタバレ、オンパレードで語らせて頂きます!

さかしたさんがまだ未クリアなのに、
「アビスとかやってるからいいよー」と
テイルズオブレジェンディアを貸してくれたので、
早速3月の始め頃からやり始めました。
RPGはスクウェアしかほとんど経験がなく、
その中でも好みの戦闘スタイルがFF又は聖剣シリーズである私は、
テイルズのバトルは苦手で、あまり好んではいません。
が、このレジェンディアは、
テイルズでは一番バトルがやりやすく感じられ、
割とバトル自体も楽しめました。
私はクロエばっかり使ってたんで
投げ技はイマイチ要領をつかめませんでしたが、
皆でやる必殺技のクライマックスモードは楽しいです。
話のテンポもよく、
サントラも今までと違ってオーケストラだからすごくいい!
テイルズでは、曲は今のとこレジェンディアが断トツで好きです。
一番好きな曲は蛍火。
曲のおかげで話がよりよく見えたのはホントです。
唯一受け入れられないシャーリィも、
基本的には使用可キャラじゃないし、
強制的にどうしても使わなければならない機会はほんの数回なので、
助かりました。
話の続きを知りたい衝動とバトルが意外に楽しめたおかげで、
私にしちゃサクサク進みました。
1度目のエンディング=シャーリィ救出までは、
2週間以内でやれましたし。
今回バトル映像見たとき、
最初は、
「うわー、めちゃポリゴン…」とすごい不安を感じてましたが、
見るとやるとじゃ違うんですねぇ。
防御までできたりするのが格闘ゲームみたいで、
やりやすくて感心しました。


キャラに関しては、
見た目と声から、
好きになれそうなキャラは、やる前からほぼ想像ついてました。
やってみてる結果としても、予想通りですね。
セネルは、声優さんと声のトーンを考えるに、
SEEDデスティニーのシンそのものだろうなと思ってましたが、
またしてもステラが好きで、
「ステラー!」と叫びまくってたので、
ほんとにシンそのものでした(笑)。
ステラはまたしても実験的に使われ、死んでしまったしね。
SEEDデスティニーでシンがちゃんと主人公じゃなかったがために、
「シン=主人公」を補完するべくレジェンディアをやろうと思った、
という感じも結構あったので、
この計画が見事に成功して、満足でした(笑)。
クロエは、声優さん知らない方でしたが、
声自体も好きですし、クロエの性格も好みです。
少し意地っ張りで、照れ屋で、芯が強いようで脆くて、
私の好みのタイプであるルーティを彷彿とさせますね。
ただ、
私は意地っ張りなじゃじゃ馬娘ほど好きなので、
そう考えると、
クロエは全然素直な方であるため、
ストライクゾーンど真ん中!なキャラではない気もしますが。
姉御肌とはまたちょっと違うので。


私の好みを知ってる方には言うまでもありませんが、
私のカプ傾向はセネル×クロエ=セネクロです。
単体では普通にはまっていて、
カプになるともっと好きってやつかな。
今までの私の知るテイルズ作品では、
カップルとしては、
チェスアー、スタルーに次ぐ、第3位になるかな、
と思ってたんですが、
なんだか気付いてみたら、
カプとしては一番好きかもしれません。
セネルは、テイルズの男キャラで一番好きです。
女キャラで一番好きなのは相変わらずルーティで、
クロエは、やっぱりアーチェの次かなー。
非常に微妙なところです。


セネル×シャーリィ=セネシャリ、私的にはありえないと思ってます。
クロエのことがたとえなくても無理だと思う。
つーか、
シャーリィの姉のステラをずっと好きだったのに、
妹としか見てこなかったシャーリィに
いくらずっと好きだったとか言われても、
無理でしょそれは…。
実際セネルは、シャーリィを助けるときも、
「家族」とか「妹」って言葉を使うと
シャーリィが聞く耳もたない状態だったから、
違う言葉を使わざるをえなかったって感じだったし、
セネルのシャーリィへの接し方も、
兄的姿勢のものばかりで、
対等な目線で話してるように見えないし…。
シャーリィ自身も、
過度な兄弟愛を恋愛と勘違いしちゃってるだけにも見えますし…。
確かにセネルは、
最初、自分の気持ちと向き合わなかったから滄我に認められず、
その結果クロエに活を入れられてたけど、
その、向き合わなかったっていうのは、
「ステラの死にしばられて、そこから動こうとしてなかった」
ってだけで、
決して、
「ステラの死が原因で、本当はシャーリィを好きなのに、そこから目を反らした」
という意味ではないと思う。
セネルは、
「ステラの死と切り離して、シャーリィの気持ちを見ようとしなかったこと」
が問題だっただけ。
シャーリィが絶望を感じ覚醒したのも、
「振られた事実」というよりは、
「自分の気持ちを見ようともせず拒絶されたこと」
がショックだったからだと思う。
シャーリィはいつも、
自分の好きなセネルがステラを見ていたために、
常に無意識にステラと自分を見比べてきただろうし、
託宣の儀式に失敗したという能力面からも、
周囲にステラと比較されてきたはず。
そのステラを理由に
自分の気持ちを見ようともせずに撥ね付けられたのは、
シャーリィには絶望だったんだろうね。
シャーリィはタイプ的に嫌いだけど、ここは共感を得たよ。
シャーリィにとって、
ステラも大事な存在とはいえ、
比較されてきたからこそ、
近過ぎる存在だからこそ、
ステラに憎しみも向いただろうと思う。
ここで、ステラへの憎しみで完全に覚醒するかと思ったぐらいだしね。
フェニモールがいたおかげで、そうはならなかったけど。
私は、今までの色んな作品でも、
典型的に白系な存在は、全部好きではないんですけど、
シャーリィは、
私が「間違いなく8割方原作カプだろ」と思っているカプ(=セネクロ)の成立を阻む
位置づけであることも手伝って、
レジェンディアまでのテイルズキャラで一番受け入れ難かった…。
そして、今までのRPGに出てきた女キャラでも一番苦手かも。
顔も、
ムービーの託宣の儀式の様子見たときは、
それなりに可愛いかなと思ったけど、
正面から見たらそんなに可愛くないし、声も好みではないし。
声優さん自体が、
どの役演じても苦手な方ってわけじゃないんだけどね。
「ヴィーナス&ブレイブス」のフィニーはよかったし。
男の子のちびっ子の方が、
この人の声のいい味を引き出せてる気がする。
D2のリアラも好きではないけど、
顔可愛いし、声も好きだし、
性格も見ててイライラってことはないしな。
実はダークな要素をはらんでそうだし。
カイルの方が性格的によっぽど受け入れられないけど、
でも、
見た目が嫌ではなかったし、
パーティに存在すること自体が腹立たしかったりはしなかった。
カイルもリアラも、
他の原作カプの成立を阻んだりとかしないし、
パーティ内の誰かと絡むことに抵抗あったわけではないから、
パーティに存在することにまで抵抗はなかったんだと思う。
FF7のエアリスにしても、
FF8のリノアにしても、
TODのフィリアにしても、
TOPのミントにしてもね。
エアリスは死んだことで許せてた感じがあるし、
最近は、その心の広さを尊敬するとこも少しある。
フィリアは自分で創作して書いてくうちに親しみも少し湧いたし、
フィリアの
「自分のことよりも、好きな人の幸せを願える」
という心の広さもすごいと思えてきて、
なんだか健気だなぁとも思えるようになった。
(カードキャプターさくらのともよちゃんも、
 色々と変なとこもあるけどそういうところがあって、
 すごいと思ったなぁ。)
ミントも白系だけど、意外に面白い性格してるしね。
クレスには確かにお似合い。
リノアは性格は好みじゃないけど、顔はいいし、
スコールの相手役になりそうな奴が元々リノアしかいないからね。
キスティス先生が最初少し絡みがあるけど、
彼女は、
息子が離れていくのが寂しい母親みたいな心境に
少しなっちゃってただけだし、
相手がスコールじゃ、子供過ぎて合わない気がするしね。
(当時は、キスティスのが合うんじゃないかとも思ったけど、
 やっぱ、スコールとキスティスじゃ、
 お互いが、弱みを見せてリラックスはできない気がする。)
シャーリィはどこが嫌って言われると、
やっぱあのうじうじ感と、説教の仕方だな。
同じこと伝えるにしても、
もう少し言い方があるってもんじゃないの?と思う。
クロエにビンタした時とかさ。
なにも叩くことないだろうが!
自分の方が散々迷惑かけたくせに、
よくもまぁあんな図々しい態度がとれるもんだなっていうか。
同じ境遇の経験者なら、
余計もう少し言い方わかってよさそうなのに。
キャラクタークエストの後半で、
シャーリィがクロエやノーマを呼び捨てにしだしたのも、
違和感がぬけないし、
個人的にも無理やり割り込んだ感じがして嫌です。
年下でも、
アーチェやメルディみたいな人間関係に国境のないタイプなら、
年上を呼び捨てにしても全く不思議はないけど、
シャーリィにはどう考えても無理だと思う。
元々タイプ的に順応性が低そうなのに、
一番仲間との交流の浅いシャーリィが、
あの早さで仲間を呼び捨てにするのも、やっぱ嘘だろとしか思えない。
どれだけ期間があっても、
年上を呼び捨てにするのは無理だと思うし、
セネルのことも、
ずっとお兄ちゃんしか呼べなさそう…。
同じお兄ちゃんという呼び方でも、
シャーリィの場合、
近所のお兄ちゃん感覚には全然感じられない。
実の兄そのものとしか思えない。
とりあえず、
仲間にとってのシャーリィの存在は、
あくまで「セネルの妹」「友達の妹」であり、
セネルにとってのシャーリィは
「好きだった人の妹」又は「自分の妹」であって、
完全に「妹」とか「メルネス」っていう肩書きナシに
シャーリィそのものを見て認めていたのは、
フェニモール姉妹だけだと思う。
ワルターがシャーリィを好きなら万事解決なのにと、
セネクロ派の私は打算的に考えてましたが、
ワルターもあくまで、
シャーリィがメルネスだから大事だったってやつで、
シャーリィ自身を見てはいませんでしたしね。
(シャーリィ自身を好きになれない気持ちは、よく分かりますけどね…。)
でも、
そもそもの、シャーリィのセネルへのあの執着の高さは、
「全てから切り離した上で、
 私だけを見て、私という一人の存在を認めて欲しい。
 そういう存在が欲しい。」
というところから来ていると思うので、
フェニモール姉妹だけはシャーリィ自身を認めたわけだから、
それだけでも、
シャーリィは願いが叶ったと思うべきかと思います。
セネルがシャーリィに本当にしてやりたかったことにしても、
シャーリィの告白に対しての返答を
「セネルの中に自分の居場所はない」と言われたかのように誤解し、
「誰も私の味方がいない」と思い込んでしまったシャーリィに、
「俺もいる!皆もいる!お前は一人じゃない!」と、
そう言ってやりたかっただけだと思います。
そして、
シャーリィ自身が心の奥底で求めていたのも、
セネルに恋愛感情で好きと言ってもらうことではなく、
誰でもいいから、
「私の心の中にあなたの居場所はあるよ」と言ってもらえること、
ただそれだけだったのだと思います。
セネルや皆は、
今までも態度でそれを十分に示していたのですが、
口に出して言ってもらわなければ信じられないほどに
シャーリィが追い詰められていたため、
口に出すまで通じなかったってことだと思います。
要するに根本は、
誰かに「あなたが私の一番だ」と言ってもらえないと満足できないほどに
シャーリィという存在そのものが肯定されてこなかった、
認められてこなかった、
ということでしょうね。


セネシャリじゃなく絶対セネクロだと思う原因は、他にも多々あります。
『フルバ』の夾と透みたく、
互いに弱さを見せ合い支え合えてる関係なのが、
明かにセネルとクロエだから、
というのも、その一つです。
セネルはシャーリィの前じゃ絶対弱音吐かないもんね。
まぁ、本人が自分をシャーリィの兄と思ってるからこそ、
そうなるわけでしょうが。
クロエの話の時、去ろうとするクロエを、
「行くな!」と命懸けで止めようとするセネルの姿は、
TODドラマCDアーカイブで、
スタンがルーティの自害を止めようとしてたときみたいで、
かなりじーんと来た。
スタンもセネルもいい奴だから、
仲間の誰が同じことしても同じように止めるだろうけど、
あんなに命懸けで、
焦りまで伝わって来るように感じたのは、
それだけ相手が大事だからだと思う。
「セネル。
 あんた無自覚だろうけど、
 クロエが隣にいるのが当たり前になってて、
 それが失われようとして初めて、その重さに気付いたから、
 あれだけ焦ったんじゃないの?
 あんたやっぱ、クロエに惹かれてたんだよ。」
と思いました。
明かに、
ステラの死を乗り越えられたのは、クロエのおかげですしね。
ステラが生きてたら…とか考えちゃうと、
確かに、
セネル×ステラになりそうには思えてしまいますが、
それでも私はセネクロが好きなので、
最終的にセネクロになると信じます(苦笑)。
ただ、そう言いながらも、
FF6のロック×セリスのパターン
(=過去に、
  死別or何らかの原因で別れたけど、
  その後も心の中で生き続けるような
  本気で好きになった人がいたパターン)
みたく、
セネルには、ステラを本気で好きであって欲しかった、とも思うので、
原作が、ステラが亡くなってくれるパターンでよかったなぁ…と思います。
SEEDデスティニーではシンステ派なので、
ステラには生きてて欲しかったですけど。
(↑そっちの詳細はSEEDのトークの中で語ってます。)
私は、こういう過去の恋人がいるパターンの「過去の相手」は、
死んだりして、
確実に「過去」となっているからこそ好きです。
「最終的な相手とくっつく方が、流れとして自然だ」と思えれば、
という限定付きではありますけどね。


結局、私の中でのセネクロの結論は、
たとえ皆がキャラクタークエストを見て
クロエがセネルをあきらめたと思っているとしても、
製作者がそういう意図だとしても、
そういう風には受け取ってないです。
私はレジェンディアのエンディング時点での関係は、
・セネルは無自覚でクロエを好きで、
 まさかクロエが、自分がシャーリィを好きだと思ってるとは知らない
・クロエの「クーリッジの隣は譲らないぞ」発言は、
 これからは何もせずに諦めるのはやめる、セネルにアタックする、
 という意思表明
・シャーリィはクロエの意思表明に受けて立つと言いながらも、
 実はセネルがクロエを好きなことに気付いてて、
 これからは好きな人の幸せも願えるようにならなきゃと思いながらも、
 まだ嫉妬しちゃうの抑えられないんです!な状態
なんだと思ってます(苦笑)。
少なくとも私は、
セネルが無自覚にしろ自覚ありにしろ、
恋愛感情を抱いたのはステラとクロエに対してだけで、
シャーリィはあくまで、
妹として大事だったんだと思ってます。
ゲームエンディングで、
セネルは絶対シャーリィが相手!みたいなエンディングにならなかったのが、
せめてもの救いです…。
多くのセネクロ派の方もそう思われているようです。
あの短期間で、
あそこまで本気で好きだったステラを忘れて他の人に確定!までいっちゃうのも、
それはそれで、
納得いかない感じになりますしね。
たとえクロエが相手でも。
ちなみに、
セネルは、クロエへの気持ち、
気付いていて気付かないふりというよりは、
やっぱ、気付いてないんですかね?
無自覚でクロエを好きではあるんでしょうが。
さすがに、クロエのキャラクタークエストのラストで、
クロエの気持ちに気付いた可能性が高いと思うのですが、
「その言葉を言ってくれるのがクーリッジでなければ、
 胸に飛び込んで泣けたのに…」
というクロエの言葉を、
「それほどまでに俺の前では気を許せないのか…」
とか、
「俺にだけは弱さを見せたくない―
 そう考えるぐらいに、俺を認めてくれていたのか…」
というような受け取り方をしている可能性も
否定できないので、
セネルがクロエの気持ちに気付いたか気付いていないか、
自分の中でも解釈が定まってません。
なので、原作終了時点でも、
セネルは自分がクロエを好きなことには無自覚だと思ってます。
ま、仮に、
セネルがあの時クロエの気持ちに気付いたとしても、
クロエが誰にでも分かるような明確な告白をしてない以上、
セネルも振る必要はないわけですしね。
実際にも、
クロエが一方的に諦めようとしただけで、
セネルが振ったようには見えませんでしたし。
第一部の終わりも、
水舞の儀式だなんだとシャーリィが言ってましたが、
あれは水中で、
テレパシーが使えるわけでもないわけだから、
シャーリィーが一方的に思ってたモノローグに過ぎないと思ってます。
セネルがシャーリィの前で赤面したりするのも、
そりゃ、たとえ今まできょうだいとして接して来てても、
片方が恋愛感情を告白したとなれば、
当然起こりうる反応だと思います。
私としては、
無理やり友情を恋愛と見たりするような感覚でなく、
こういう風に捉えられました。
ゲームやる前から、
ヒロインがシャーリィになってても、
妹って書いてあるのとかプロモーション見て、
セネル×シャーリィだとは全く思いませんでしたので。
今回はヒロインを相手役にしない、
王道じゃない斬新な路線を目指すんだな、と思いましたしね。


シャーリィはほんと、
完璧妹として描くか、
完璧シャーリィの片思いとして描いておけば、
ここまで多くのユーザーに嫌われることもなかったろうに…と思いますね。
私がシャーリィに対して思う感情って、
まぁ、タイプ的に嫌いってのはもちろんありますけど、
それ以上に、
不憫な子だなぁという印象ですね。
彼女という人格を構成する環境に、
よほど恵まれなかったのだろうなぁと。
カイルに対する苦手意識と明らかに違うのは、
やっぱ、シャーリィにはこういう感情を抱くって所だよなぁ。


レジェンディアは、
やっぱり私的には、
ステラよりもシャーリィが亡くなってくれた方が、
話的に一番受け止めやすい形になっただろうとは思います。
が、現実、シャーリィは生きている設定なので、
そういう設定である以上は、ステラの存在は必要不可欠!
ステラが存在してくれたおかげで、
セネルがすぐに他の人を好きになるのはまず無理という流れから、
シャーリィに確定という流れ方だけはしないでもらえてますので。
このゲームに関しては、
うかつに続編なんて作らせると、
せっかく相手が選択性(私はセネクロが原作固定のカプだと信じてるけど!)だったのに、
無理やりセネシャリに確定されそうな気がしてならないので、
そんな風にされるくらいなら、続編は作らないで欲しい。
続編でいけそうなのって、ドラマCDくらいでしょうね。
本編終了から1~2年以内なら、
現状の人間関係のままやってもらえると思いますしね。
(私見では、やった人の大半はセネクロ派だと思うので、
 どうせやるなら、
 セネクロを匂わせる続編にしてほしいですけど。)
ゲームで続編作るのは、
D2のときみたいになる危険性が高いので、
やめておいてほしいです。
なんか、
何でも製作スタッフへのクロエへの思い入れが凄くて、
それ故セネクロで確定させなかった…
という情報が攻略本に載ってるらしいんですけど、
教えてもらった時、脱力しましたよ。
好きな芸能人には独身でいて欲しい!みたいな心理を、
よりにもよって製作者がキャラに持つなよ!と思いました。
あくまで製作者は、
キャラクターに対して平等でなくてはいけないのに…。
本当だとしたら、かなりやり切れないですよ…。


セネル×クロエ以外にレジェンディアで好きなカプ・コンビは、
モーゼス×ノーマ、モーゼス&ジェイ、クロエ&ノーマかな。
あと、シャーリィ以外の皆でいる状態も、
ほのぼの大家族って感じで好きです。
モーゼス×ノーマはなんて略すんだろうと思ったら、
モゼノマと言うんですね。
シャーリィも略し方は知るまで謎でしたが。
ノーマは、昔は師匠←ノーマだったっぽいですし、
どういう感情にしろ、
本編中もまだ師匠の事を吹っ切れない状態だとは思いましたが、
ノーマのモーゼスへのなじみっぷりと、
モーゼスのノーマへの配慮が
パーティ内では断トツに思えてしまったところから、
くっつきそうな気配を感じてしまいまして(苦笑)。
ノーマが無自覚にモーゼスになじんでて、
モーゼスがノーマを意識してるっぽく感じてます。
そんな関係を1、2年続けてくっついてくれたらってのが理想です(苦笑)。
モゼノマは恋愛描写が確定的ではないカプなので、
当初は、なってくれたら理想だなという程度だったんですが、
なんか今となっては、
この二人が他の相手と落ち着くってのが
考えられない状態になっちゃってます。
モーゼスは故郷に許婚がいるという情報は、
教えてはもらったのですが、
自分がプレイ中に知りえなかった情報
―つまり、表立っては出て来ない程度の情報なので、
きっと周囲に決められた許婚で、
モーゼスが乗り気なわけじゃないだろうということで、
その件は、モゼノマ的に前向きな方向で捉えてます(笑)。
実際、モーゼスの振る舞いや態度見る限り、
彼女がいる奴の振る舞いには見えないですしねー。
この二人の関係は、
きっと、ゲームエンディング後に進むんだろうな。
モゼノマは、
ノーマとアーチェが似たタイプなのと、
すぐケンカして漫才になるところがチェスアーを彷彿とさせることから、
チェスアー好きは、たいてい好きなんじゃないかと思います。
モーゼスの声優さんの中井さん、
FFXのワッカがあまりに嫌いなキャラだったために、
その役のイメージを引きずってしまい、
ワンピのゾロも、そのせいでなかなか受け入れられませんでしたが、
「サムライチャンプルー」の主役+今回のモーゼスで、
全然好きになりました。
そして、銀魂の土方さんで、ますます好きになりました。
今はワンピのゾロも、抵抗なく、むしろ好感を持って聞けます♪
TODのバッカスは、
キャラ自体が、嫌いではないものの、好きではないので、
どうしようもないですけどね。
モーゼス&ジェイは、
バカ兄貴とひねくれ天才児で、
まさにケンカするほど仲がいいって感じの、
いい先輩後輩関係ですよね。
少し、チェスターとすずちゃんの関係とだぶるとこがあります。
クロエ&ノーマは、まさに親友って感じ。
常にクロエの恋の応援をしてくれたりとかして、ほんといい奴!
クロエがいなくなった時も、
クロエのセネルへの気持ちのことも考えた上で心配してくれてたのは、
ノーマだけだしね。
ウィル&ハティの父子も割りと好きかな。
ウィルの妻は個人的にダメだったので、
ハティの性格がウィル似で助かった。
絶対あれは父親に似た方が可愛いよね。
ワルターも、
声優さんの櫻井さんの声が好みなのもあって、
結構好きでした。
TODのリオンの再来っぽいなぁと思っていたので、
死にそうな感じがしてましたが、
そしたらほんとに死んじゃいました。
これでゾンビっぽい復活をしたら、まさしくリオンの再来となってしまうなぁ…
と思って心配してましたが、
そうらならなかったので、何よりです。
ワルターは、
出てきた当初は、
シャーリィかフェニモールと恋愛的な絡みがありそうに思ってましたけど、
なかったですね。
ワルターは、
和解がちゃんとできたなら、
セネルと親友になれたんじゃないかと思ってたので、
できれば生きててほしかったな。
あまり、
死んだことで株が上がるような死に方でもなかったですし。
どちらかと言うと、
死んだことで余計に哀れに思えてしまったなぁ…。


気になること↓
クロエの話のラストで、
クロエが、
「セネルが選んだのは、背中を預ける相手ではなかったな。
 私が自惚れていただけなんだな。」
「だが、セネルの隣は譲らないぞ」
みたいなこと言ってて、
それに対して
シャーリィが「はい!」と言ってましたが、
これって、
「これからはシャーリィを応援するが、セネルの親友の座は譲らないぞ。」
とかいう意味じゃないですよね…(汗)。
少なくとも私にはそうは捉えてません。
実際、
確実にクロエが諦めると言ったわけでもなく、
この会話後もセネルが好きという一面が見受けられるので、
「これからはシャーリィに遠慮せずアタックしていくぞ」
っていう宣言だったんだと思ってます。
要するに、
「クロエは、
 セネルへの気持ちも、仲間といることも諦めようとしたが、
 シャーリィに活を入れられ、
 自分から閉ざして諦めてしまうのはやめにした!」
ということですよね♪
ちゃんと確認すべく、今度この部分もう一度聞き直さなきゃな。


レジェンディアで感動した話は、
一番はクロエのエピソードで、
次がグリューネさんのエピソードかな。
グリューネさんの話でこんなに感動するなんて、ほんと予想外です。
グリューネさんは、
精霊を従えていることと、
名前が「緑」という意味の外国語であることから、
精霊王のような神懸り的な存在で、
記憶が戻ったら人格変わるだろうなと思ってましたが、
予想通りでしたね。
存在と目的が同義で、
目的がシュヴァルツを倒すことと言っていたので、
グリューネさんはシュヴァルツ倒したら、
やっぱり消えちゃうのかなぁと思ってはいましたが、
本当に消えてしまいました…。
なんでシャーリィでなく、グー姉さんが消えちゃうのー!?(泣)
グリューネさんが書き残した手紙のシーンや、消えるシーンは、
かなりジーンと来ましたよ。
シャーリィを助けた時の一連の流れは、全然感動できなかったので、
本エンディングがこれでなくてよかったと、心の底から思ったものです。
ノーマのキャラクタークエストもよかったです。
目的を見失いかけたノーマの痛みが切なかったし、
この部分のモーゼスのノーマへの気遣いにはやられました。
モーゼス自体のエピソードは…と言うと、
多分、
ある種よくあるパターンの話だったということと、
ギート自体の性格がそこまで描かれてなかったのもあって、
感動まではいけなかったです。
決して悪くはないのですが。
ギートの見た目の問題で愛着が湧きにくかった、
というのもあったかもしれないです。
ザピィよりは全然存在感あったんですけど、
なんか、
モーゼスとギートは、
メルディとクイッキーほど、
絆の強さを感じ取れなかったというか…。
やっぱ登場頻度でしょうか。
クイッキーは可愛いとは思いませんでしたが、
メルディとの絆は感じました。
クロエのエピソードに一番感動したのは、
やはりクロエに自分が重なったからだと思います。
そのときの状況が状況だったために、
余計にシンクロしてしまったというか…。
「憎しみはちっぽけな体には収まりきらない。
 憎しみが湧いてくるのを、
 ただ黙って見ているしかないんだ。」
っていうのも、
すごく共感してしまいました。
私は復讐者ではないですが、
両親や祖父母・鬱の身内に対して、
自分を理解してもらえない、振り回される、という状況にあったために、
正にそういう心境でしたし。
クロエは「家名のために」と
かなり精神的に家に縛られる状況下で育った子なので、
生い立ちも自分と似てる部分がありましたしね。
クロエの復讐心は
親を殺されたことによってだけではなく、
「親が死んだことにより自分が背負わされた重圧」が原因にあり、
親が殺害されるなんて状況が起こらなければ、
私と同じように、その感情は親に向いたはずなんです。
親が死ぬ以前から「家」という重圧はクロエにのしかかってて、
親が死んだことにより一気に重たくなり、
「何故私にこんな重圧を背負わせたんだ。
 何故死んだ!?
 何故私をこの重圧から守ってくれなかった!?」
っていう親への憎しみが生まれ、
親が死んでしまってその感情をぶつけられないから、
それが、親を殺した者に向いたってわけです。
大事な者を奪われた憎しみ、という、純粋な復讐心だけではないです。
(まぁ、純粋な復讐心だけのケースでも、
 守れなかった自分の弱さを認められなかったために復讐に囚われる、
 という背景を含むことが大半ですが…。)
クロエが欲しがっていた言葉は
きっと、私自身も心の底で欲しいと思っていたもので、
「ここにいていいんだ」
「誰かの目を気にして生きていく必要は、もうないんだ」
というセネルの一連の言葉は、
正に欲しかった言葉そのものだったと思います。
「ここにいてもいいよ」「そのままでもいいんだよ」なんて言葉は、
本来は、
言われなくても態度で伝わるものです。
でも、
その当時の私のように、
「社会的な居場所を見出せなかった」という経験をして、
自信喪失状態になっている時には、
そんな言わなくても当たり前な言葉をあえて言ってもらえないと、
自分の居場所があるんだとか、
自分が肯定してもらえるんだってことが
感じられない時も出て来るんですよね。
こんな感じに、
ほんとにクロエが自分の半身のごとくダブる状況が揃ってしまってたので、
セネルの言葉は自分の心に直接来ました。
現実世界では、
こんな上手い具合に、
手を差し伸べてくれる人が現れたりはしませんし、
すぐに自分自身が変われるわけでもありません。
それが分かっているから余計に、
「自分は簡単に幸せを手にすることができないから、
 せめてクロエには幸せになってほしい」
「セネルと上手くいってほしい」
と願わずにはいられません。
自分が近しいと感じた存在が幸せになってくれれば、
自身の満たされない心も、幸せに包まれますからね。
クロエは、
両親が殺害という形で亡くなったのは確かに不幸ですが、
ある種、
両親が早く亡くなったことが、
結果的にいい方へ向いたようにも思います。
本来あるべきだった、「本当の自由」を手に入れられたから。
あのまま両親が生きていた方が、
「家」がクロエを縛り、押しつぶした可能性は高いです。
ルーティもそういう意味では、クロエと同じことが言えますね。
実際、
操られていたとはいえ、
ヒューゴの手元に残ったリオンは、相当「家」に縛られましたからね。


各キャラの私的あだ名↓
結構、
声優さんに対する私のイメージから来ちゃってるのもあります。
セネル→シン(SEEDデスティニーのシン・アスカより)。
モーゼス→モーすけ。
ワルター→ワルちん。
ノーマ→カスミン(ヘナモンといる時と感覚が同じだった気がして…)。
グリューネ→かすみさん(らんま1/2のかすみさんぽい雰囲気なので)。
他は、
名前のままか、ノーマの付けたあだ名と同じ認識ですね。
セネル→セネセネ、クロエ→クーも、
最初はどんなネーミングセンスだ!とか思いましたが、
聞いてるうちにすごいしっくりきちゃいました。
すごいよノーマ。
ウィルとジェイも、
結構、
ウィルっち、ジェージェーで認識してたかも。
グー姉さんってのもよかったし。
モーゼスの、「セの字」とかいうのもよかった。
「ワの字」は、ちょっと合わなかったが。
男は皆「~の字」ってふうかと思いきや、
ジェイだけ「ジェー坊」で驚きました。
一つしか違わないのにね。
モーゼスのネーミングセンスもいいですよね。
何よりも「シャボン娘」ってのがよかった。
何気にノーマへの愛に満ちた呼び方に感じたのは、
私の気のせいか?(苦笑)


バトルは、剣士が好きで一番使いやすく、
クロエがお気に入りであることから、
クロエがいるときはクロエばっかり使って、
いないときはセネルって感じです。
それ故、最強なのがクロエになってます。
パーティーは、
クロエが固定で、
あと回復でノーマかウィルを入れて、
残りのシャーリィ以外は、
レベルを見て遅れてる奴を使ってる感じです。
まぁ、固定のクロエと、全く使わないシャーリィ以外は、
バランスよく使ってるって感じですかね。
パーティ4人は、
キャラの好みだけで選ぶなら、
セネクロ&モゼノマの2カップルパーティー(笑)が一番いいです。
野郎4人組もいいし、
モゼノマ&ジェイ、モゼノマ&ウィル、セネクロ&ウィル、セネクロ&ノーマを含む
シャーリィのいないパーティもよいですね。
ノーマは好きなんですけど、
いちいち「詠唱中は守ってよぉ」「こっち来ないでよぉ」
と言われるのはウザイので、
実際には、ボス戦以外はウィルを使うことの方が多いです。
ノーマを入れた場合は、
ボス戦以外ほとんど、戦闘終了までは音声消してますね。


今作はチャットがちまちまと入らず、
本編の方で声出るようにしてくれてるのも良いですね。
ボイスチャットは、
あると思ったら当然聞きたくなるので、
D2みたいにストーリー的じゃない部分までチャットになってると、
やっぱ探すのに時間ロスしますしね。
あらすじがあるのも助かります
(シンフォニアからは全部あるみたいですけどね)。


嫌いキャラ↓
特に、と言われると、
シャーリィ以外では、ポッポ、エルザ、ウィルの妻です。
声優さん自体の声が私好みではなかった、
というのもありますし、
声置いといて、
キャラの性格自体が好きになれなかったのもあります。
エルザはほんと性格がダメ。
ウザイ。
ポッポは、末っ子とかいう設定の割に変なオヤジ声なのがダメ。
オヤジ声を狙うなら狙うで、
もっと本格的なオヤジ声にしてほしかった…。
あと、ホタテ3兄弟全員、
キュッキュ、キュッキュとやかましい。
キューとたまに鳴くのはいいんだが、
語尾にキュがつくことで腹が立ってると思う。
普通に声の可愛い声優さん連れてきてしゃべらせればいいのに。
見た目は可愛いんだからさ。
あと、ワンダーパン職人、
声が出る部分が増えたのは嬉しいけど、
ワンダーパン職人自体が、
「うわー、すっげーオタ向けキャラ…」って感じの、
いわゆる最近萌えキャラとか言われる類で、
めちゃめちゃ引いた。
しかも22才とか言ってたような…。
きつ過ぎ。
どういう生き方したら、あんな間抜けな大人になれんのよ…。
嘘っぽいにも程がある…。


ストーリー、
タイムトラベルものでなくてホントによかった。
水の民の過去のシーンが一瞬タイムトラベルに見えたけど、
私は、
”静かの滄我”が星の記憶を立体映像として見せていただけで、
その後、
”静かの滄我”がセネル達の力を試すべく
異空間からゲートを呼び寄せた、
という風に捉えてます。
水の民の過去のシーンで
セネルがシャーリィに触れなかったのも、
メルネスのシャーリィが
シャーリィの部分の意識だけとばすなどして、
実体でなく精紳体だけ来ている状態だった故だと思う
(幽体離脱みたいなもんですね)。


この話でも神という言葉が出てきましたが、
シュヴァルツのことを、
「神様みたいなもん?」「あなた達の言葉ではそうなりますね。」
というやりとりがあった上で、
「敵は神か~」とかいう扱い方をしてたので、
そのことにすごく安心しました。
神懸り的な存在というのであれば倒せるのは分りますけど、
D2みたいに一神教の神そのものとして出しちゃうと、
なんで倒せるの?って感じになりますからね。
やおよろずの神とか、天使なら分りますけどね。


レジェンディアは、
発売当時の売り上げが爆発的なタイプではないと思いますが、
やった人の好評を聞いて
やる人が増えていくタイプの作品だと思うので、
じわじわ売り上げを伸ばしていくと思います。
そして、長期間のヒットを飛ばすうちに、
かつてのヒット作を徐々に抜いていける類だと思います。
FFで言うと、FF9みたいな感じですね。


この作品はプロモの出来が相当いいので、
プロモもぜひチェックしてほしいです。
プロモそのものに、かなりの価値を感じましたから♪
2つバージョンがありまして、
プロモ1は、初回特典DVDに入ってるので、
ネットオークションで安く入手できると思います。
一番オススメの、
蛍火がBGMのプロモ2は、
店頭上映ディスクの第2版の方に入ってます。
初回特典DVDよりはレアですが、
発売からだいぶ経ってますので、
今なら1000円以内で入手できると思いますよ。


PS.
フェニモールとテューラの声、
どっかで聞いたと思ったら、
エウレカセブンのアネモネの声でした。
好きな声だと思うはずだよ(笑)。
あと、
スティングル(オルコット)の声、
TODの番外ドラマCDに出て来た
フィンレイ将軍の声だったんですね。
皆さん気付きました?
 

拍手[0回]

PR

2006/04/30 22:46 | ■テイルズオブレジェンディア

<<Witch:「CRAZY FOR YOU」椎名軽穂 感想 | HOME | Witch:銀魂 感想>>
忍者ブログ[PR]