2005年12月末
・デスティニーの世界観把握
Witch的なデスティニーの世界観の把握をまとめてみました。
--------------------------------
■デスティニーに限らず、
エターニアまでは全部ドラマで受け取ってる感じです。
美味しいとこだけは、原作で受け取ってますけどね(笑)。
デスティニーのドラマでラブがカットされちゃったけど、
私はそういうとこは、あった筋で捉えてます(笑)。
まぁ、Mix的な理解もありますし、
要するに、
自分の美味しいとこ組み合わせて受け取ってるわけですね、私は。
でも、D2以外は原作でもストレートにちゃんと受け取れてますよv
小説や漫画は、私的には、
ドラマのようにバッチリ受け取れるものばかりではないので、
極一部ピックアップして受けとってる感じです。
-------------------------------
■リオンは、「絆」シリーズ3巻のあとがきに書いたように、
最初はかなりむかついて嫌いだったんで、
(小生意気に感じられまして…)
以前は、彼については特に何も感じてなかったです。
嫌いキャラは、
死ぬとやや同情して許せるようになる面があるって感じで、
死んだ事で受け入れられてた感もあったかも。
ドラマ聞く以前は、
人質とってるヒューゴをまるで信頼してないくせに、
よくヒューゴのあんな要求を呑んだな、とやや呆れてました。
常にマリアンが鎖で繋がれてるわけじゃないんだから、
ヒューゴを暗殺できる機会を狙えば済んだのでは?とも
当初は思いました。
今は、リオンが家族というものを捨てきれなかった事も、
ヒューゴに逆らっても自分では敵わないと把握していた事も、
判断を誤る程にマリアンが大事だったのかなって事も分かるので、
相当好きなキャラとなりましたけどねv
■私が思うに、
リオンはマリアンのために全てを捨てられる程強い心は持ってないと思います。
今まで自分が読んだ作品の中には、
目的のために全てを捨てた奴もいますけどね。
リオンの場合、全てを捨てられなかったのが逆に魅力でもあるのかな。
あと、私はスタン達に結構心開いてたと思ってます。
リオンは元々無器用だからそういう風に捉えにくいとは思いますが。
ドラマ「アーカイブ1」を聞くと、ドラマ「プルースト~」と合わせて、
ルーティを特に気にかけていた事もわかりますよv
私は、前作のような、なつかない彼が好きだったので、
TOD2でのジューダスは、やはりリオンとは受け取れません。
別人なぐらいなつき過ぎ!
前作の仲間、特定の仲間にのみ気を許しかけたとこが好きだったんで、
TOD2の仲間になついちゃう彼はやはり、リオンではなく、
ジューダスという別キャラに見えちゃいます。
どうしても。
なんか、リオンの仲間はスタン達のみであってほしいし。
これは、個人的見解ですけどね。
■とりあえず、ドラマでも何でも、
いつも、何をおいても一番は、ルーティ&リオンでしたv
もうこれにつきる(笑)。
この姉弟がいなければ、
私がここまでデスティニーを愛する事はなかったわけだし!
ドラマCDの天上編のラストでリオンが初めて「姉さん」と口にしたとき
どれだけ感動した事か!
もう、ほんとスタンには悪いけど、
組み合わせとして、
ルーティ&リオンのが、スタン×ルーティより好きみたいです。
少なくとも私は(笑)。
ビバ!カトレット姉弟!
(でも、もちろんスタルーも好きですよv)
ちなみに、たまにリオン×ルーティという方がいらっしゃいますが、
私はそういう、
原作の感情描写や人間関係を無視した関係はダメです。
(そのキャラを好きなんだなという愛情は分かりますけどね…。)
あくまでも姉弟というコンビとして愛してますv
私の思い描くこのお二人は、背中合わせな関係。
ルーティが「どうした~?」っていって
意地悪そうな、でも優しい感じで背中にもたれると、
リオンが顔は絶対こっちに向けないで、
照れながら、でも口から出る言葉はぶっきらぼうで、
「重いっ!どけっ!」とか言ってるわけですよ。
口では意地悪でも優しいルーティと、甘え下手なリオンがとても好き。
もう、この二人の、
素直でないから表現は下手なんだけど実はとっても優しいってところが
大好きですvv
私はこういう性格にとことん弱い。
顔も性格もだけど、大本になるルーツがあるものなんですねぇ。
私は、もうルーティ好きになってから、
ルーティ似の顔を見ると喜んでしまいます(笑)。
以前もありましたけどね、違うキャラで。
こういうのってありますよねー?(え゛!?私だけ!?)
■リオンとマリアンはカップリングというより、
マリアンがリオンにとって大切な人って捉えています。
多分本来ならお姉さんとか友達として親しくなる程度の所が、
彼が愛情に飢えるような状況で育ったために、
ああなったんじゃないかと思う感じもありますしね。
ちなみに、マリアンは母親の面影を残している設定なので、
あの姉弟を母親似と捉えている私は、
テイルズオブファンダムのマリアンの外見で把握してます。
とりあえず黒髪ロングです。
ファンダムの外見はちょっと若過ぎですので、
あれをもっと大人っぽくした感じですね。
■アーカイブ1のTODの話。
あれはゲーム筋の流れだったので、
ゲーム筋派の方は、私以上に嬉しかったのかなぁとか思ってます。
私自身はドラマ派ですが、
アーカイブ1の話は本当に最高だと感じましたv
ドラマ筋だったらもっと最高でしたがv
結果、自作小説では自分的に組み込んで満足していました(笑)。
多分、ルーティはリオンを自分で手にかけていたゲーム筋だと、
確かに更にリオンのことを引きずってしまったと思いますが、
「助けられなかった。弟と気づいてあげられなかった」という点では
同じような展開になるだろうと、私的には解釈してますし。
でも、ゲーム筋の展開でいくドラマもやっぱ好きなんですけどねv
■リオンの死後のルーティの心理描写は、
アーカイブのドラマみたいなのだと理解してます。
アーカイブ聞く以前に書いた「絆」1、2巻の時点で、
既に自分の解釈がそうなってますし。
彼女はやはり、
側にいたのにリオンに何もしてあげられなかったと悔やんでいて、
それが自分が幸せになる事に対する罪悪感につながっているのだと思います。
絆シリーズあとがきにも書きましたけど、
ルーティもリオンも孤独な環境で育ってますので、
恐らく、もともと、
得る喜びよりも、失う恐さの方を知っちゃっているタイプだと思います。
ルーティは、リオンも父親も、アトワイトも失ったわけです。
より臆病になるでしょう。
自分を疫病神と思っている節もあるのかもしれないし、
自分の償いを込めての戒めもあるでしょう(←これがアーカイブですねv)。
彼女はこれらの理由から以前よりは後ろ向きになる傾向もありますが、
やっぱり前向きな姿勢もなくなっていなくて、
前向きな姿勢を振舞いながら後ろ向きとか、
心の中で葛藤してる状態なのだろうと思っています。
--------------------------------
■Witchの「天地戦争」の把握は、
一番最初に市販として出された、祭木りゅーじさんの「天地戦争編」に基づいています。
いのまたむつみさんの絵を非常に上手く捉えて描かれている、
橋本正枝さんがイラストを担当されています。
Witchは橋本さんの絵も大好きですv
(いのまたさんと橋本さんは親しいご関係のようです。
いのまたさんがキャラデザした物を、
橋本さんが漫画化されたりもしています。)
この話、すごく良かったし、イメージともすごく合っていました。
外見を見ても、
私はTOD2で公開されたものより、
やはり最初に公開された橋本さんの設定の方がしっくりきている感じです。
小説版はソーディアン6人全員が天上人でない設定ですが、
ここの部分は私は小説でなく原作の解釈で、
全員天上人と捉えています。
■まず、アトワイトとディムロス。
私はアトワイトとディムロスは仲間で友達と捉えています。
TOD2では恋人という設定でしたが、とても受け取れるものではありません。
(ロニがスタンとルーティの剣が恋人同志なんて運命を感じるとか言ってたけど、
こんなくっつけ方はかえってご都合主義に感じられるし、
とても運命など感じられない。
何でもくっつければいいというものではない。
恋愛ではなく、仲間意識だからこそ良いというのもあるわけで、
そういうとこも分かって欲しかった…。
熱血なディムロスがやや突っ走り気味なのを、
冷静なアトワイトが上手くカバーする。
その仲間関係こそがとても素敵だったのに。)
TOD2でのアトワイトとディムロスは
前作デスティニーから連想されるイメージと違い過ぎました。
アトワイトはもっとしっかりしていてクールで強気だし、
ディムロスももっと熱血バカなはずでは…。
あれでは二人ともおとなし過ぎる。
確かに、剣とオリジナルで性格も多少は変わるでしょうけど、
恋愛面がオリジナルにあったのに、
剣にその影響がまるでないというのは、かなり考えられません。
二人とも、剣の方の性格がそれなりに落ち着いてたのは、
千年もの時を経たからだと思うんですよ。
それなのに、剣よりそれ以前の方が性格が落ち着いてるのはおかし過ぎる。
私は、外見性格共に、祭木版とTOD2版の中間がちょうどいい気がしました。
(どちらかというと祭木さん寄りの解釈ですが。)
いのまたさんのアトワイトも可愛いですが、
やっぱイメージとは違いますねー。
それに普通に考えて、千年も時が経過してるのに、
千年前の奴が現代と大差ないファッションなんておかしいよ…。
(橋本版のがそういう意味でもイメージに合ってるのです。)
言葉が通じたのもおかしいですよね。
今の私達の時代から千年前って言ったら平安時代じゃないですか?
絶対普通には会話できないですよ。
同じ時代でも、土地がちょっと違うだけで言語って違うんですから。
まぁ、言葉はゲームだからって軽く流すとしても、
ファッションくらいもうちょっと考えてほしかったなぁ。
あと、千年も違ったら、
過去で現代と同じ格好でうろつくのって愚かな事極まりない。
見知らぬ土地で、目立つ格好でうろつくなんて…。
もうちょっと冒険の味出すために細かい所もこだわって欲しいよなぁ…。
■アトワイトとカーレルの関係に関しては、
祭木版の、恋人とも友達とも言えない不思議な関係で捉えてますv
私はこの不思議だけど何か深く通じてる関係が、本当に好きです。
私は、この二人は互いに一番の理解者であり、
互いに悪友だと言い合ってる関係で、
そして、カーレルの妹のハロルドが、
「何故かあたしよりもアトワイトの方が兄さんのことわかってんのよね」
と言うほどに通じ合ってると思ってます。
■カーレルも、もちろん祭木版で捉えています。
祭木版は狂気的だけどカッコイイですよ。
TOD2での穏便なカーレルは私のイメージとは正反対です。
ハロルドに関しては、
最初は当然前作での設定(=全ての元凶とも言える悪)で捉えていたので、
いくらハロルドが後世の人を騙したかったからと言っても
TOD2のハロルドで受けとめるのはかなりキツイのですが、
女性版ハロルドのキャラがとても魅力的だったので、
女性であーゆー性格のキャラとして捉えています。
■カーレルとハロルドの関係に関しては、
祭木版カーレルと、TOD2版ハロルドを兄妹と仮定して捉えています。
意外に上手くいくと思いますよv
血縁のない義理の兄妹…なんて設定にすると、
よりしっくりくるかも、ですね。
カーレル(小説版)はひねくれ者ですが、
大切な者には愛情を持っているのだと感じていますし、
多分、カーレルはハロルドに口で優しい事は決して言わないけれど、
すごく遠回しに、優しくすると思います(超ひねくれ者なんで)。
で、ハロルドは頭いいですから、
ちゃんとその遠回しな優しさを理解して、上手く付き合うんじゃないかなぁ。
前作デスティニーの攻略本の設定を見直したところ、
ベルセリオスの人格には狂気的な弟ハロルドの人格が組み込まれ、
その狂気的な精神とミクトランが結び付いてしまったと書いてありました。
しかも、弟の方がマッドサイエンティストって設定です。
ドラマもこうでしたもんね。
でも、確かドラマは、二つ人格が入ってたってやつだったような。
つまり、カーレルの人格は破壊したけど、もう一つハロルドの人格が入ってて、
それとミクトランの精神が結び付いたってやつですね。
私は、「小説(祭木版)・ドラマ・ハロルドが女」って設定で捉えるなら、
事実としては以下のように捉えます。
ベルセリオス(剣)には、ハロルドがカーレル(小説版)と同時に
人格を投与しており、
その剣をカーレルが使用してミクトランと刺し違えた。
その時、剣の中の、カーレルの人格の方は破壊された。
しかし、破壊されたとはいえ、
元々は、カーレルの狂気的な部分が入っていた所。
その空いた空白の部分は、ミクトランにとっては入り易かった。
結果、ミクトランはカーレルの入っていた部分から侵入してしまい、
そしてミクトランに人格をのっとられる形でハロルドの人格も死ぬ。
そうすると、ミクトランは、
ハロルドの知識はもちろん、
マジにマッドなカーレルの知識も手に入れられるわけです。
ハロルドが科学者、カーレルが軍人かつ科学者で、
カーレルの方が小説(祭木版)のような性格であれば、
納得いく設定です。
カーレルは皮肉屋ですが、正義もちゃんと持っていますし、
何より小説(祭木版)の彼の人格はとても強いですので、
カーレルの人格が生きた状態では、
ミクトランはベルセリオスに侵入はできないでしょう。
彼の人格が死んでしまったがために、
入り易い、自分と似た狂気的な部分も持つカーレルの空白部分から
皮肉にも入り込んでしまったってわけです。
他のソーディアンやマスターは、
ベルセリオス(剣)にハロルドが人格投与した事を知らないので、
カーレルが使っているんだから彼の人格しか入っていないはず、と
思い込んでいたのでしょう。
そうなると、後世には、
ハロルドが自分の人格も投与した事、自分が女である事、兄が科学者でもあった事
を伝えなければ、
攻略本に書いてあるように、実際とは違う解釈をされるんじゃないかと思います。
ハロルドが自分の名を後世に男の名で書き記したのは、
兄がただマッドサイエンティストだったのではなく、
彼こそが天地戦争を終わらせた者なのだと伝えるために、
生前マッドだった彼に向けられる非難を
自分に向けさせるためだったのかもしれません。
そのために兄が科学者である事を伏せたのかも。
(↑カーレルは軍人としてしか語られていないようですし。)
ハロルドが男の名で書いたのには、
女であそこまでの科学者というのは説得力に欠けるから、
というのもあるかもしれませんね。
こんな感じが、私のカーレル&ハロルドの解釈ですv
■シャルとイクティノスの外見も小説のがイメージ通りです。
(小説の性格はあまり覚えてないなぁ…。)
■リトラーについては、
私は小説(祭木版)のリトラー・ランカスターのが好きなので(外見もv)、
勝手に、
コンピュータに人格を残した方がメルクリウス・リトラーで、
この、リトラー・ランカスターって人物も、
ディムロス達が語ってくれないだけで、実在したんだと思ってます。
例えば、
リトラー・ランカスターが最初にラディスロウに人格投影したやつで、
それが上手くいかなくて、
後からメルクリウス・リトラーが人格投影してたりすれば、
原作の設定ともつじつまが合うわけですよね♪
--------------------------------
■ドラマCDは大好きなのですが、
TOD本編のドラマでちょっと許せなかったところがあります。
それは数少ない、
スタンからルーティへの恋心が感じられる部分が削除されちゃったこと。
ノイシュタットでいじめられている子を庇うルーティ、
地上編のラストでスタンになぜ自分がお金に固執するかを話すシーン、
飛行竜に乗るスタンに別れを告げる場面で涙を見られまいとするシーン
です。
ドラマでも聞きたかったよー!(泣)
山はちゃんと押さえて欲しかった…。
ちょっとTOD本編だけは、省ける部分、
スタンの旅立ち前とか再度旅立つ前とかに時間かけ過ぎ…。
谷に時間かけて、山を無くすのはやめてくれ…。(泣)
■私は、ゲームは話の展開にある程度選択性があるものなので、
ゲームで続編を作るのならば、
前作で選択ができた意味というものもある程度引継ぐべきではないかな、
と思っています。
TOD2も、チェルシー・ウッドロウ・マリーとの関係は
前作で選択性で、確定的なものではなかったので、
触れずにいける部分はできるだけ触れずに、
伏せたままでいるべきだったんじゃないかな、と思いました。
この3人は選択性故にどうなるか微妙だったので、捉え方に特に個人差が出ますし。
この3人メインではまってた人はショックだったんじゃないかなぁ。
普通に感じてた私でも、なんかなーって思いましたし。
例えば、チェルシーが好きな子で、
ウッドロウの相手がマリーならば、チェルシーもウッドロウを祝福できるだろうって
思ってた人もいるだろうと思うんですよね。
前作が選択性であったからこそ、先が確定的でないからこそ
受け取れていた部分もあっただろうと思うのに、
よりにもよって一番大元の原作で無理に確定的にされてしまった。
前作が選択性であった意味がまるでなくなってしまっていますよね。
ゲームでの続編は、そういうのも考慮した上で可能な範囲内のものにしておかないと、
意味がないんじゃないかなぁと思いました。
(だから、ゲームはシリーズ化は向いても続編は向かないんですよね。
キャラじゃなく、世界観のみ受け継ぐ続編なら成功すると思いますけど。)
・デスティニーの世界観把握
Witch的なデスティニーの世界観の把握をまとめてみました。
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■デスティニーに限らず、
エターニアまでは全部ドラマで受け取ってる感じです。
美味しいとこだけは、原作で受け取ってますけどね(笑)。
デスティニーのドラマでラブがカットされちゃったけど、
私はそういうとこは、あった筋で捉えてます(笑)。
まぁ、Mix的な理解もありますし、
要するに、
自分の美味しいとこ組み合わせて受け取ってるわけですね、私は。
でも、D2以外は原作でもストレートにちゃんと受け取れてますよv
小説や漫画は、私的には、
ドラマのようにバッチリ受け取れるものばかりではないので、
極一部ピックアップして受けとってる感じです。
-------------------------------
■リオンは、「絆」シリーズ3巻のあとがきに書いたように、
最初はかなりむかついて嫌いだったんで、
(小生意気に感じられまして…)
以前は、彼については特に何も感じてなかったです。
嫌いキャラは、
死ぬとやや同情して許せるようになる面があるって感じで、
死んだ事で受け入れられてた感もあったかも。
ドラマ聞く以前は、
人質とってるヒューゴをまるで信頼してないくせに、
よくヒューゴのあんな要求を呑んだな、とやや呆れてました。
常にマリアンが鎖で繋がれてるわけじゃないんだから、
ヒューゴを暗殺できる機会を狙えば済んだのでは?とも
当初は思いました。
今は、リオンが家族というものを捨てきれなかった事も、
ヒューゴに逆らっても自分では敵わないと把握していた事も、
判断を誤る程にマリアンが大事だったのかなって事も分かるので、
相当好きなキャラとなりましたけどねv
■私が思うに、
リオンはマリアンのために全てを捨てられる程強い心は持ってないと思います。
今まで自分が読んだ作品の中には、
目的のために全てを捨てた奴もいますけどね。
リオンの場合、全てを捨てられなかったのが逆に魅力でもあるのかな。
あと、私はスタン達に結構心開いてたと思ってます。
リオンは元々無器用だからそういう風に捉えにくいとは思いますが。
ドラマ「アーカイブ1」を聞くと、ドラマ「プルースト~」と合わせて、
ルーティを特に気にかけていた事もわかりますよv
私は、前作のような、なつかない彼が好きだったので、
TOD2でのジューダスは、やはりリオンとは受け取れません。
別人なぐらいなつき過ぎ!
前作の仲間、特定の仲間にのみ気を許しかけたとこが好きだったんで、
TOD2の仲間になついちゃう彼はやはり、リオンではなく、
ジューダスという別キャラに見えちゃいます。
どうしても。
なんか、リオンの仲間はスタン達のみであってほしいし。
これは、個人的見解ですけどね。
■とりあえず、ドラマでも何でも、
いつも、何をおいても一番は、ルーティ&リオンでしたv
もうこれにつきる(笑)。
この姉弟がいなければ、
私がここまでデスティニーを愛する事はなかったわけだし!
ドラマCDの天上編のラストでリオンが初めて「姉さん」と口にしたとき
どれだけ感動した事か!
もう、ほんとスタンには悪いけど、
組み合わせとして、
ルーティ&リオンのが、スタン×ルーティより好きみたいです。
少なくとも私は(笑)。
ビバ!カトレット姉弟!
(でも、もちろんスタルーも好きですよv)
ちなみに、たまにリオン×ルーティという方がいらっしゃいますが、
私はそういう、
原作の感情描写や人間関係を無視した関係はダメです。
(そのキャラを好きなんだなという愛情は分かりますけどね…。)
あくまでも姉弟というコンビとして愛してますv
私の思い描くこのお二人は、背中合わせな関係。
ルーティが「どうした~?」っていって
意地悪そうな、でも優しい感じで背中にもたれると、
リオンが顔は絶対こっちに向けないで、
照れながら、でも口から出る言葉はぶっきらぼうで、
「重いっ!どけっ!」とか言ってるわけですよ。
口では意地悪でも優しいルーティと、甘え下手なリオンがとても好き。
もう、この二人の、
素直でないから表現は下手なんだけど実はとっても優しいってところが
大好きですvv
私はこういう性格にとことん弱い。
顔も性格もだけど、大本になるルーツがあるものなんですねぇ。
私は、もうルーティ好きになってから、
ルーティ似の顔を見ると喜んでしまいます(笑)。
以前もありましたけどね、違うキャラで。
こういうのってありますよねー?(え゛!?私だけ!?)
■リオンとマリアンはカップリングというより、
マリアンがリオンにとって大切な人って捉えています。
多分本来ならお姉さんとか友達として親しくなる程度の所が、
彼が愛情に飢えるような状況で育ったために、
ああなったんじゃないかと思う感じもありますしね。
ちなみに、マリアンは母親の面影を残している設定なので、
あの姉弟を母親似と捉えている私は、
テイルズオブファンダムのマリアンの外見で把握してます。
とりあえず黒髪ロングです。
ファンダムの外見はちょっと若過ぎですので、
あれをもっと大人っぽくした感じですね。
■アーカイブ1のTODの話。
あれはゲーム筋の流れだったので、
ゲーム筋派の方は、私以上に嬉しかったのかなぁとか思ってます。
私自身はドラマ派ですが、
アーカイブ1の話は本当に最高だと感じましたv
ドラマ筋だったらもっと最高でしたがv
結果、自作小説では自分的に組み込んで満足していました(笑)。
多分、ルーティはリオンを自分で手にかけていたゲーム筋だと、
確かに更にリオンのことを引きずってしまったと思いますが、
「助けられなかった。弟と気づいてあげられなかった」という点では
同じような展開になるだろうと、私的には解釈してますし。
でも、ゲーム筋の展開でいくドラマもやっぱ好きなんですけどねv
■リオンの死後のルーティの心理描写は、
アーカイブのドラマみたいなのだと理解してます。
アーカイブ聞く以前に書いた「絆」1、2巻の時点で、
既に自分の解釈がそうなってますし。
彼女はやはり、
側にいたのにリオンに何もしてあげられなかったと悔やんでいて、
それが自分が幸せになる事に対する罪悪感につながっているのだと思います。
絆シリーズあとがきにも書きましたけど、
ルーティもリオンも孤独な環境で育ってますので、
恐らく、もともと、
得る喜びよりも、失う恐さの方を知っちゃっているタイプだと思います。
ルーティは、リオンも父親も、アトワイトも失ったわけです。
より臆病になるでしょう。
自分を疫病神と思っている節もあるのかもしれないし、
自分の償いを込めての戒めもあるでしょう(←これがアーカイブですねv)。
彼女はこれらの理由から以前よりは後ろ向きになる傾向もありますが、
やっぱり前向きな姿勢もなくなっていなくて、
前向きな姿勢を振舞いながら後ろ向きとか、
心の中で葛藤してる状態なのだろうと思っています。
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■Witchの「天地戦争」の把握は、
一番最初に市販として出された、祭木りゅーじさんの「天地戦争編」に基づいています。
いのまたむつみさんの絵を非常に上手く捉えて描かれている、
橋本正枝さんがイラストを担当されています。
Witchは橋本さんの絵も大好きですv
(いのまたさんと橋本さんは親しいご関係のようです。
いのまたさんがキャラデザした物を、
橋本さんが漫画化されたりもしています。)
この話、すごく良かったし、イメージともすごく合っていました。
外見を見ても、
私はTOD2で公開されたものより、
やはり最初に公開された橋本さんの設定の方がしっくりきている感じです。
小説版はソーディアン6人全員が天上人でない設定ですが、
ここの部分は私は小説でなく原作の解釈で、
全員天上人と捉えています。
■まず、アトワイトとディムロス。
私はアトワイトとディムロスは仲間で友達と捉えています。
TOD2では恋人という設定でしたが、とても受け取れるものではありません。
(ロニがスタンとルーティの剣が恋人同志なんて運命を感じるとか言ってたけど、
こんなくっつけ方はかえってご都合主義に感じられるし、
とても運命など感じられない。
何でもくっつければいいというものではない。
恋愛ではなく、仲間意識だからこそ良いというのもあるわけで、
そういうとこも分かって欲しかった…。
熱血なディムロスがやや突っ走り気味なのを、
冷静なアトワイトが上手くカバーする。
その仲間関係こそがとても素敵だったのに。)
TOD2でのアトワイトとディムロスは
前作デスティニーから連想されるイメージと違い過ぎました。
アトワイトはもっとしっかりしていてクールで強気だし、
ディムロスももっと熱血バカなはずでは…。
あれでは二人ともおとなし過ぎる。
確かに、剣とオリジナルで性格も多少は変わるでしょうけど、
恋愛面がオリジナルにあったのに、
剣にその影響がまるでないというのは、かなり考えられません。
二人とも、剣の方の性格がそれなりに落ち着いてたのは、
千年もの時を経たからだと思うんですよ。
それなのに、剣よりそれ以前の方が性格が落ち着いてるのはおかし過ぎる。
私は、外見性格共に、祭木版とTOD2版の中間がちょうどいい気がしました。
(どちらかというと祭木さん寄りの解釈ですが。)
いのまたさんのアトワイトも可愛いですが、
やっぱイメージとは違いますねー。
それに普通に考えて、千年も時が経過してるのに、
千年前の奴が現代と大差ないファッションなんておかしいよ…。
(橋本版のがそういう意味でもイメージに合ってるのです。)
言葉が通じたのもおかしいですよね。
今の私達の時代から千年前って言ったら平安時代じゃないですか?
絶対普通には会話できないですよ。
同じ時代でも、土地がちょっと違うだけで言語って違うんですから。
まぁ、言葉はゲームだからって軽く流すとしても、
ファッションくらいもうちょっと考えてほしかったなぁ。
あと、千年も違ったら、
過去で現代と同じ格好でうろつくのって愚かな事極まりない。
見知らぬ土地で、目立つ格好でうろつくなんて…。
もうちょっと冒険の味出すために細かい所もこだわって欲しいよなぁ…。
■アトワイトとカーレルの関係に関しては、
祭木版の、恋人とも友達とも言えない不思議な関係で捉えてますv
私はこの不思議だけど何か深く通じてる関係が、本当に好きです。
私は、この二人は互いに一番の理解者であり、
互いに悪友だと言い合ってる関係で、
そして、カーレルの妹のハロルドが、
「何故かあたしよりもアトワイトの方が兄さんのことわかってんのよね」
と言うほどに通じ合ってると思ってます。
■カーレルも、もちろん祭木版で捉えています。
祭木版は狂気的だけどカッコイイですよ。
TOD2での穏便なカーレルは私のイメージとは正反対です。
ハロルドに関しては、
最初は当然前作での設定(=全ての元凶とも言える悪)で捉えていたので、
いくらハロルドが後世の人を騙したかったからと言っても
TOD2のハロルドで受けとめるのはかなりキツイのですが、
女性版ハロルドのキャラがとても魅力的だったので、
女性であーゆー性格のキャラとして捉えています。
■カーレルとハロルドの関係に関しては、
祭木版カーレルと、TOD2版ハロルドを兄妹と仮定して捉えています。
意外に上手くいくと思いますよv
血縁のない義理の兄妹…なんて設定にすると、
よりしっくりくるかも、ですね。
カーレル(小説版)はひねくれ者ですが、
大切な者には愛情を持っているのだと感じていますし、
多分、カーレルはハロルドに口で優しい事は決して言わないけれど、
すごく遠回しに、優しくすると思います(超ひねくれ者なんで)。
で、ハロルドは頭いいですから、
ちゃんとその遠回しな優しさを理解して、上手く付き合うんじゃないかなぁ。
前作デスティニーの攻略本の設定を見直したところ、
ベルセリオスの人格には狂気的な弟ハロルドの人格が組み込まれ、
その狂気的な精神とミクトランが結び付いてしまったと書いてありました。
しかも、弟の方がマッドサイエンティストって設定です。
ドラマもこうでしたもんね。
でも、確かドラマは、二つ人格が入ってたってやつだったような。
つまり、カーレルの人格は破壊したけど、もう一つハロルドの人格が入ってて、
それとミクトランの精神が結び付いたってやつですね。
私は、「小説(祭木版)・ドラマ・ハロルドが女」って設定で捉えるなら、
事実としては以下のように捉えます。
ベルセリオス(剣)には、ハロルドがカーレル(小説版)と同時に
人格を投与しており、
その剣をカーレルが使用してミクトランと刺し違えた。
その時、剣の中の、カーレルの人格の方は破壊された。
しかし、破壊されたとはいえ、
元々は、カーレルの狂気的な部分が入っていた所。
その空いた空白の部分は、ミクトランにとっては入り易かった。
結果、ミクトランはカーレルの入っていた部分から侵入してしまい、
そしてミクトランに人格をのっとられる形でハロルドの人格も死ぬ。
そうすると、ミクトランは、
ハロルドの知識はもちろん、
マジにマッドなカーレルの知識も手に入れられるわけです。
ハロルドが科学者、カーレルが軍人かつ科学者で、
カーレルの方が小説(祭木版)のような性格であれば、
納得いく設定です。
カーレルは皮肉屋ですが、正義もちゃんと持っていますし、
何より小説(祭木版)の彼の人格はとても強いですので、
カーレルの人格が生きた状態では、
ミクトランはベルセリオスに侵入はできないでしょう。
彼の人格が死んでしまったがために、
入り易い、自分と似た狂気的な部分も持つカーレルの空白部分から
皮肉にも入り込んでしまったってわけです。
他のソーディアンやマスターは、
ベルセリオス(剣)にハロルドが人格投与した事を知らないので、
カーレルが使っているんだから彼の人格しか入っていないはず、と
思い込んでいたのでしょう。
そうなると、後世には、
ハロルドが自分の人格も投与した事、自分が女である事、兄が科学者でもあった事
を伝えなければ、
攻略本に書いてあるように、実際とは違う解釈をされるんじゃないかと思います。
ハロルドが自分の名を後世に男の名で書き記したのは、
兄がただマッドサイエンティストだったのではなく、
彼こそが天地戦争を終わらせた者なのだと伝えるために、
生前マッドだった彼に向けられる非難を
自分に向けさせるためだったのかもしれません。
そのために兄が科学者である事を伏せたのかも。
(↑カーレルは軍人としてしか語られていないようですし。)
ハロルドが男の名で書いたのには、
女であそこまでの科学者というのは説得力に欠けるから、
というのもあるかもしれませんね。
こんな感じが、私のカーレル&ハロルドの解釈ですv
■シャルとイクティノスの外見も小説のがイメージ通りです。
(小説の性格はあまり覚えてないなぁ…。)
■リトラーについては、
私は小説(祭木版)のリトラー・ランカスターのが好きなので(外見もv)、
勝手に、
コンピュータに人格を残した方がメルクリウス・リトラーで、
この、リトラー・ランカスターって人物も、
ディムロス達が語ってくれないだけで、実在したんだと思ってます。
例えば、
リトラー・ランカスターが最初にラディスロウに人格投影したやつで、
それが上手くいかなくて、
後からメルクリウス・リトラーが人格投影してたりすれば、
原作の設定ともつじつまが合うわけですよね♪
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■ドラマCDは大好きなのですが、
TOD本編のドラマでちょっと許せなかったところがあります。
それは数少ない、
スタンからルーティへの恋心が感じられる部分が削除されちゃったこと。
ノイシュタットでいじめられている子を庇うルーティ、
地上編のラストでスタンになぜ自分がお金に固執するかを話すシーン、
飛行竜に乗るスタンに別れを告げる場面で涙を見られまいとするシーン
です。
ドラマでも聞きたかったよー!(泣)
山はちゃんと押さえて欲しかった…。
ちょっとTOD本編だけは、省ける部分、
スタンの旅立ち前とか再度旅立つ前とかに時間かけ過ぎ…。
谷に時間かけて、山を無くすのはやめてくれ…。(泣)
■私は、ゲームは話の展開にある程度選択性があるものなので、
ゲームで続編を作るのならば、
前作で選択ができた意味というものもある程度引継ぐべきではないかな、
と思っています。
TOD2も、チェルシー・ウッドロウ・マリーとの関係は
前作で選択性で、確定的なものではなかったので、
触れずにいける部分はできるだけ触れずに、
伏せたままでいるべきだったんじゃないかな、と思いました。
この3人は選択性故にどうなるか微妙だったので、捉え方に特に個人差が出ますし。
この3人メインではまってた人はショックだったんじゃないかなぁ。
普通に感じてた私でも、なんかなーって思いましたし。
例えば、チェルシーが好きな子で、
ウッドロウの相手がマリーならば、チェルシーもウッドロウを祝福できるだろうって
思ってた人もいるだろうと思うんですよね。
前作が選択性であったからこそ、先が確定的でないからこそ
受け取れていた部分もあっただろうと思うのに、
よりにもよって一番大元の原作で無理に確定的にされてしまった。
前作が選択性であった意味がまるでなくなってしまっていますよね。
ゲームでの続編は、そういうのも考慮した上で可能な範囲内のものにしておかないと、
意味がないんじゃないかなぁと思いました。
(だから、ゲームはシリーズ化は向いても続編は向かないんですよね。
キャラじゃなく、世界観のみ受け継ぐ続編なら成功すると思いますけど。)
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